【太陽礼拝】心と体を繋ぐ流れる祈り。太陽礼拝A・B・Cの違いを解説!ポーズのバリエーションと効果とは?

【太陽礼拝】心と体を繋ぐ流れる祈り。太陽礼拝A・B・Cの違いを解説!ポーズのバリエーションと効果とは?

古代インドから続く伝統的なヨガポーズである太陽礼拝は、太陽への感謝の気持ちを込めて行う、心と体を繋ぐ特別なヨガです。

太陽礼拝は比較的短時間でできるので、運動の初めに行ったり、忙しい現代人にもおすすめです。

そこで今回は、太陽礼拝の歴史や効果から種類について、詳しく解説していきます。

目次

太陽礼拝を知ろう

太陽礼拝を知ろう

太陽礼拝は、サンスクリット語で「スーリヤ・ナマスカーラ」と呼ばれ、「太陽への礼拝」を意味するヨガの伝統的なポーズです。太陽を神格化し、感謝と敬意を表すために生まれたと考えられており、心身の活性化に効果的な練習法として広く知られています。

5000年の歴史をもつ

太陽礼拝の起源は古代インドのヴェーダ経典に遡ります。紀元前3000年頃には、すでに太陽礼拝が行われていたという記録が残されており、僧侶や修行者によって神聖な儀式として行われていましたが、次第に一般の人々にも広まっていったと考えられます。

太陽礼拝8つの効果

太陽礼拝には、以下のような様々な効果があります。

  1. 全身の柔軟性を高める

太陽礼拝は、全身の主要な筋肉を動かすため、柔軟性の向上に効果があります。

  1. 筋力と体幹を強化する

太陽礼拝は、体幹を中心に様々な筋肉を使うため、筋力と体幹の強化に効果があります。

  1. 冷え性を改善する

太陽礼拝は、全身の血流を促進する効果があるため、冷え性改善に効果があります。

  1. 便秘解消

太陽礼拝は、腹部を刺激するポーズが多いため、便秘解消に効果があります。

  1. ストレス解消

太陽礼拝は、集中力を高め、心身をリラックスさせる効果があるため、ストレス解消に効果があります。

  1. 集中力と記憶力向上

太陽礼拝は、脳への血流を促進する効果があるため、集中力と記憶力向上の効果があります。

  1. 自律神経を整える

太陽礼拝は、呼吸と動きを連動させることで、自律神経を整える効果があります。

  1. ダイエット効果

太陽礼拝は、全身運動となるため、カロリー消費量が多く、ダイエット効果があります。

太陽礼拝の種類

太陽礼拝の種類

太陽礼拝には様々な種類がありますが、代表的なものは以下の3つです。

  • 太陽礼拝A

初心者向けの基本的な太陽礼拝。12のポーズで構成されています。

  1. タダーサナ(山のポーズ)
  2. ウールドヴァ・ハスターサナ(両手を上に伸ばすポーズ)
  3. ウッタナーサナ(前屈のポーズ)
  4. アルダ・ウッタナーサナ(半分前屈のポーズ)
  5. クンバカーサナ(板のポーズ)
  6. チャトランガダンダーサナ(四肢で支えるポーズ)
  7. ウルドワ・ムカ・シュバナーサナ(上向きの犬のポーズ)
  8. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
  9. アルダ・ウッタナーサナ(半分前屈のポーズ)
  10. ウッタナーサナ(前屈のポーズ)
  11. ウールドヴァ・ハスターサナ(両手を上に伸ばすポーズ)
  12. タダーサナ(山のポーズ)
  • 太陽礼拝B

太陽礼拝Aよりも難易度が高い太陽礼拝。19つのポーズで構成されています。

  1. ウッカターサナ(椅子のポーズ)
  2. ウッタナーサナ(前屈のポーズ)
  3. アルダ・ウッタナーサナ(半分前屈のポーズ)
  4. クンバカーサナ(板のポーズ)
  5. チャトランガダンダーサナ(四肢で支えるポーズ)
  6. ウルドワ・ムカ・シュバナーサナ(上向きの犬のポーズ)
  7. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
  8. ウォーリア1(戦士のポーズ1)
  9. チャトランガダンダーサナ(四肢で支えるポーズ)
  10. ウルドワ・ムカ・シュバナーサナ(上向きの犬のポーズ)
  11. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
  12. ウォーリア1(戦士のポーズ1)
  13. チャトランガダンダーサナ(四肢で支えるポーズ)
  14. ウルドワ・ムカ・シュバナーサナ(上向きの犬のポーズ)
  15. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
  16. アルダ・ウッタナーサナ(半分前屈のポーズ)
  17. ウッタナーサナ(前屈のポーズ)
  18. ウッカターサナ(椅子のポーズ)
  19. タダーサナ(山のポーズ)

  • 太陽礼拝C

最も難易度の高い太陽礼拝。23のポーズで構成されています。

  1. タダーサナ(山のポーズ)
  2. ウッカターサナ(椅子のポーズ)
  3. ウッタナーサナ(前屈のポーズ)
  4. アルダ・ウッタナーサナ(半分前屈のポーズ)
  5. クンバカーサナ(板のポーズ)
  6. チャトランガダンダーサナ(四肢で支えるポーズ)
  7. ウルドワ・ムカ・シュバナーサナ(上向きの犬のポーズ)
  8. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
  9. ウォーリア1(戦士のポーズ1)
  10. クンバカーサナ(板のポーズ)
  11. チャトランガダンダーサナ(四肢で支えるポーズ)
  12. ウルドワ・ムカ・シュバナーサナ(上向きの犬のポーズ)
  13. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
  14. ウォーリア1(戦士のポーズ1)
  15. クンバカーサナ(板のポーズ)
  16. チャトランガダンダーサナ(四肢で支えるポーズ)
  17. ウルドワ・ムカ・シュバナーサナ(上向きの犬のポーズ)
  18. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
  19. アルダ・ウッタナーサナ(半分前屈のポーズ)
  20. ウッタナーサナ(前屈のポーズ)
  21. ウッカターサナ(椅子のポーズ)
  22. ウールドヴァ・ハスターサナ(両手を上に伸ばすポーズ)
  23. タダーサナ(山のポーズ)

これらの太陽礼拝は、ポーズの順番や回数などが異なりますが、それぞれが流れるような動きで構成されており、呼吸と動きを連動させることで、心身を活性化させる効果があります。

太陽礼拝は心身全体に様々な効果をもたらし、アップとしてレッスン構成の序盤に取り入れる人も多くいます。

太陽礼拝のバリエーション

太陽礼拝には、上記で紹介した3つの代表的な種類以外にも、様々なバリエーションが存在します。

例えば、以下のようなものがあります。

  • ヴィンヤサ・フロー太陽礼拝

呼吸と動きを連動させた、よりダイナミックな太陽礼拝。

  • クリシュナマチャリア太陽礼拝

ハタヨガの創始者であるクリシュナマチャリアが考案した太陽礼拝。比較的難易度が低く、初心者向け。

  • シヴァ太陽礼拝

シヴァ神を称える太陽礼拝。難易度が高く、上級者向け。

これらのバリエーションは、それぞれ異なる効果や特徴を持っています。自分に合った太陽礼拝を見つけて、練習に取り入れてみましょう。

太陽礼拝を安全に行うためのポイント

太陽礼拝を安全に行うためには、以下の点に注意する必要があります。

  • 自分の体力に合わせて無理のない範囲で行う

体調が悪い日や、運動に慣れていない場合は、無理せず休憩を取るようにしましょう。

  • 呼吸を意識しながらゆっくりと行う

呼吸を止めてしまうと、めまいや失神などの症状を引き起こす可能性があります。意識的に呼吸をしましょう。

  • 痛みを感じたら無理せず休憩する

痛みを感じたら、無理せずポーズを中止し、休憩を取るようにしましょう。

  • 床が滑らないように、ヨガマットを使用する

滑りやすい床で行う場合は、ヨガマットを使用しましょう。

  • 水分補給をこまめに行う

汗をかきやすいので、こまめに水分補給を行いましょう。

まとめ

この記事では、太陽礼拝の歴史や効果から種類について、詳しく解説しました。

本記事のポイントをまとめてみましょう。

  • 太陽礼拝は短時間でありながら、冷え性や便秘の改善、集中力・記憶力の向上など、心身の活性化に効果的な運動である。
  • 太陽礼拝はA・B・Cの種類があり、それぞれ順番の決まったポーズを12・19・23個繰り返す。

太陽礼拝は、心と体を繋ぎ、健康的な生活を送るための効果的なヨガ練習法です。

初心者から上級者まで幅広く愛されており、自宅でも簡単に練習することができます。

この記事で紹介した情報を参考に、ぜひ太陽礼拝にチャレンジしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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